日本は、終末期闘病生活の長さ世界1位といわれています。
世界3大長寿国(フンザ・コ−カサス・ビルカバンバ)には、現代医学も栄養学もなく、昔ながらの生活を守り、100歳になっても働く健康長寿者が数多くいます。

寝たきりや認知症が増えている理由とは

 進歩した現代医学と栄養学の中にあって、寝たきり、認知症が増加しているのは、現代医学、栄養学の力のおよばないところに問題があるのではないかと思います。

 今、病気の90%は生活習慣病であると言われています。認知症も生活習慣病ですが、現代医学は生活を見ていません。

 日本の生活が大きく変わったのは、各家庭に冷蔵庫が入り、加工食品や添加物の摂取が増えたこと、国民の健康意識が高まり定期健康診断で健康を管理し、病気は薬で予防・改善するようになり、薬の摂取が増えたことではないかと思います。

 認知症患者数世界一の日本は、添加物や薬の消費でも世界一。ここに問題があるのではないかと思います。

 36年間の臨床からみえることは、認知症、寝たきりになることなく、生涯現役で「ピンピンころり」の人生を送っている人は、薬はできるだけ飲まないで済むように生活の工夫をしている人、食べ物は手作りで和食中心の食事を摂っている人、なくてはならない存在(仕事を持っている)にある人、これは健康長寿者に共通しているように思います。

 今は化学重視で、化学的裏付けのない、昔から代々伝えられてきた健康法は軽視されがちですが、昔ながらの生活を守っている人の方が、若い人より健康です。寝たきり、認知症になることなく、生涯現役で「ピンピンころりの」人生を送るためには、昔からの健康生活の知恵を今に生かし、自分の体質にあった「食・心・動・環」の四生活で、自己管理していくことが何より大事と思います。

体質にあった食事の食養療法

  気血のめぐりを整える経絡治療は、寝たきり・認知症にならないための健康づくりのお手伝いができるものと思います。

 本院で定期的に健康管理の治療を行っている方の終末期闘病生活は、1ヶ月〜3ヶ月です。認知症になってからでも、治療すれば良くなります。元通り仕事ができるようになる人もいます。

 ぜひ皆様に、本院の経絡治療と食養で薬のいらない本物の健康な身体を築き、健康を管理して、生涯現役で「ピンピンころり」の人生を送って頂きたいと思います。

初めての方へ