本院で治療された患者様よりいただいた、喜びの声をご紹介します。
同じお悩みを抱えていらっしゃる方もおられるかもしれませんので、ぜひご覧ください。



体全体を健康に導く、日本唯一の鍼灸師で食養指導家の先生です

扁桃腺 , 麻痺 , 食養指導
 /  有限会社 葦農 取締役 武富勝彦 様

 井手先生との出会いは平成元年の秋、食養の機関紙を見て治療院を訪ねたのが最初でした。

 当時、私は高校の教員でしたが、職場の検診で擬似結核と診断され、抗生物質の投与を余儀なくされたことをきっかけに平成3年に教員を辞めて、食養の教えをもとに実家の7反の田畑で無農薬有機栽培を始めました。

 勤めていた頃は、よく扁桃腺を腫らして病院に通っていましたが、井手先生に出会ってからは病院に行くことはなくなり、3年前に体の半身に軽い麻痺が出て即刻入院と言われた時にも、先生の経絡治療に通うことにより入院することなく快復することができました。私の友人達も経絡治療と食事指導で見違えるように元気になった方がたくさんいらっしゃいます。
 先生の強みは、治療で触れる患者さんの身体を通して、食べ物と病気の関係を知ることができることです。

・食養とは
 明治時代、石塚左玄は日々口にする食物のナトリウム(陽)とカリウム(陰)のバランスが正しければ、健康で長寿であると、夫婦アルカリ論を提唱、食養会の発足となり、左玄の理論を継承したマクロビオティックの祖、桜沢如一先生は更に進めて、「無双原理」「宇宙の秩序」を世界観に加え、広く世界にマクロビオティックの生き方を提示、正食運動として確立、現在の自然食運動の根幹をなしています。
 戦後、桜沢先生の理論に傾倒した大森英櫻氏は、一万人以上の人に食指導を行い、その結果、穀菜食がいかに人間にとって大事なキーワードであるのか、陰と陽のバランスが全てであるかを、60年以上実生活で体験・体得されました。

・大森英櫻氏について
「私たちを取り巻く大自然を司る宇宙の法則(陰と陽の働き)を知り、自然の法則に沿った食事(穀菜食)をすることが健康と幸せの近道です。」このようなシンプルでダイナミックな方法と知識を学び合う現代食物治療法を確立。
『玄米菜食行五十年、その間、食指導による食箋活動をした病人は約1万人』
西洋医学では、インフルエンザで高熱を出している人には解熱剤を与えます。しかしこの方法では薬毒による副作用が起き、抗生物質で解熱されるのは細菌性の場合ですが、その腸内の悪玉菌だけではなく善玉菌まで殺してしまうので、病人の体力を低下、ひいては生命力を低下させます。
 食養手当法では、日常食用としている野菜や調味料を用いて異常症状に対応するので、副作用や肝障害もありません。
 例えばO-157による急性大腸炎で血便や下痢症状の場合、梅醤番茶、梅干しの黒焼きを与え、腹部は生姜湿布をしてから里芋パスターを施し、上を焼き塩で温めるといった方法です。さらに、食箋料理が対処療法である手当をフォローして、体全体を健康に導きます。
 
 このような日本の食養指導家の大森先生の教えを守られている唯一の人が井手英善先生。私も少し大森先生の教えを受けたものの一人ですが、井手先生の足元にも及びません。
 先生は27歳の時に事故によって失明され、脉診流を体得。食養理論を合わせて勉強し、日々実践されている日本唯一の鍼灸師で食養指導家です。このような先生が佐賀にいらっしゃることを誇りに思っています。